ライブ配信は、大河ドラマのようにずっーとその配信を観なければリスナーが追いつけない・話についていけない配信と水戸黄門のように1話くらい飛ばしてもなんとかなる配信の2つが存在している様に思います。
前者の方はドラマ性や中毒性があるので、面白いのは理解をしています。
というか、全く自分に関係ない他人の人生の堕落とか躍進を見れるのですから、それはそれで最高に面白いです。
長期配信と枠完結型の配信
しかし、その大河ドラマのような内容の配信を全く観なくなっている筆者もいます。
それが何故観なくなったといえば、単純に観るだけで疲れるのです。
PCの前で何時間も変化が起きるとか面白い瞬間が来るまで待たなければならないのは苦行でしかありません。
そして、その変化や面白い瞬間が待っただけに見合うものであれば良いのですが、最近はそんな事もありません。というか、大概”いつか観たもの”と同じもので、ある意味で再放送です。
ともかく、大河ドラマの様に1年通して行うドラマのように、長期間その配信や配信者を追うような配信は疲れるのです。
他方で、後者の水戸黄門、最近で言えばドクターXのように一話で全てが完結するような配信は好んでおり、前者の配信内容みたいに追えば追うほど面白いなんてことはないですが、気軽に見れるのが1番のメリットでしょう。
配信に関して言えば、10分間隔くらいで小さな起承転結が起こり、最後の最後で大きいオチがあるような配信です。
というか、ぶっちゃけて言えば、こういうタイプの配信の方が数字や評価の面で高いと思います。
両者の今後
別にどっちが良いとかどっちが悪いみたいな事でもないのですが、観る側の生活スタイルや求める物が変わってきているのは確かですし、前者の方はなんだかんだツイッターや動画などでまとめてくれているので、そういう面で喰われているのは否めないでしょう。
前者の配信内容の配信者が最近パッとしないとかどーも勢いがないのは、そういう観る側の変化や求めるものの変化があるのは確かです。
では、このまま後者のような配信がメインになるのか?と言われれば、そうでもなく、前者のような配信や配信者はリスナーと共にディープな配信を作っていき、それに価値を見出して、お金を稼ごうとするでしょうし。
他方で後者の方はソフトな配信になっていき、多くの人に観られる配信になって、そこに価値を見出すでしょう。
どっちも価値のあることですが、ただ最近のドラマの傾向や大河ドラマの凋落から考えれば、求めている数が多いのは水戸黄門やドクターXみたいな一話完結なのは否めません。
また、大河ドラマが作れるのは、多くのマンパワーと財力があってのことです。そういう面から考えた時、個人がする配信という枠組みやネットに求める物を考えた時、長く存続しそうなのは、後者だと筆者は勝手に想像しています。
それでは!