軽のトールワゴンとSUVをミックスしたクロスオーバーSUV車のスズキのハスラー。
CMなどをみてもわかるようにアウトドアにも適している装備が充実しており、まさに「遊べる軽」の代表格であり、2022年度の軽自動車新車販売台数で常に上位にランクインしている車種です。
そんなハスラーの走行や日々のメンテナンスや乗り心地で重要な部分がタイヤです。
そのワケは走行時に唯一地面と接触している部分で、タイヤに何らかの支障があれば走行できない等のトラブルが起こり得るからです。
また、タイヤの空気圧が適正な空気圧でなければ、燃費にも違いが出てくるとも言われてます。
タイヤの空気圧が低ければ、燃費にしてなんと4円~7円もの差が出ると言われています。
筆者は仕事柄、タイヤの空気圧というのに色々と気を使う事もあり、自身のタイヤの空気圧をチェックしている時に、カラフルで目立つハスラーに目をとられ、そこで、ハスラーのタイヤ(165/60R15)の適正空気圧に関して気になったので、色々調べてみました。
目次
ハスラーはどのグレードもタイヤサイズは165/60R15
ハスラーは基本的にはどの型式(MR92SMR52SMR41SMR31S)も純正のタイヤサイズは165/60R15で、ホイールサイズは15インチです。
ハスラーの指定空気圧は?
ハスラーは前後輪ともに指定空気圧は240kpa(2.4kgf)と記載されております。
ハスラーの適正空気圧記載場所はどこ?
ハスラーの指定空気圧の表示・記載場所はどこ?という方もいるでしょう。
ほとんどの車では、上記の赤丸の部分の運転席ドア開口部やシートベルトの所に、車両指定空気圧を表示したシールが貼られています。
ハスラーに関してはどれも運転席のドアを開けた部分ではなく、後部座席側にステッカーが貼られています。
実際の空気圧は?高めが良い?
基本的にはどの車であれ、このメーカー推奨の空気圧で良いのかもしれませんが、筆者はどの車も指定の空気圧より0.2kgf高めに空気圧を調整するのが良いと思います。
この数字に科学的な根拠はないのですが、一般的にちょい高めが良いと言われていますし、その数値というのが、指定空気圧より1割~2割または、0.2kgfなのだと思います。
その車のタイヤの空気圧の事情だったり、日々の走行時の積載量などの詳しい事は分かりません。
しかし、多くの人はメーカー推奨の空気圧にしていると勝手に思っていますし、頻繁に空気圧をチェックしていない等の予想から、多めに入れるのだと思います。
なので、自分では見れない走行時のタイヤの調子やメンテナンス頻度を考えた時、指定より0.2kgfくらい高くして、走行に支障のなく快適で、燃費にも良いタイヤの寿命的にも空気圧だと思います。
街乗りや高速走行時のタイヤの空気圧は?
ハスラーで街乗りや高速道路を走行する際の空気圧が気になる方も居るでしょう。
端的に言ってしまえば、どちら(街乗りも高速道路)もちょい高めであれば、問題ないでしょうし、一番避けたいのが空気圧が低いという事です。
上記でも記しましたが、結局どこを走ろうが空気圧が低いというのが一番怖いので、街乗りにしろ高速走行時にしろ普段使いにしろ、常に空気圧はちょい高めが良いという事になります。
もし可能であれば、高速道路を使用する時は、ガソリンスタンドで給油ついでに、空気圧のチェックをする・してもらうというのも1つの手でしょう。
空気の補充に関しては、どこも無料で行ってもらえます。
空気圧の10kpa(0.1)でどれくらいの重さ・重量に耐えられる?
ここまで、ハスラーの純正タイヤ(165/60R15)の空気圧に関して書いてきました。
ハスラーが装着するタイヤの特徴は、軽で一番多く使用されている155/65R14ではなく、1つ大きいサイズのタイヤを履くことによる一般的な軽自動車よりも良い安定走行と悪路に強い事でしょう。
おそらくですが、ハスラー乗っている方の多くは、ちょい乗りや通勤が多いでしょうし、買い物などで荷物を載せることが多いのだと思います。
そして、荷物を載せるにあたって、丁度良い空気圧を知りたい人も居ると思います。
では、空気圧が10kpa(0.1)違えば、どれくらいの重量を耐えるのでしょうか?
つまり、10kpaで何キロまで載せられるのか?という事です。
上記のJATMA規格表では、タイヤのサイズにもよるのですが、10Kpa(0.1)で約10kg~15kgまでの重さを支えれる事がわかります。
従って、自分は常日頃どれくらいの荷物(重量)を車に載せているのか?が分かれば、自ずと自分にあった空気圧というのが分かるでしょう。
(例:日々の買い物だけであれば、適正空気圧or10kpa高めで良いでしょうし、頻繁に最大定員数を載せるなら適正空気圧よりも20kpa~30kpa高くても良いでしょう。)