3月3日からナチュラルローソンで一切塩を入れていないカレーが販売開始します。
このカレーは2種類のカレーが入っており、1つは栄養が豊富なレンズ豆のカレーともう1つはチキンカレーです。
ナチュラルローソン塩なしカレーの特徴とその背景
塩なしカレーの特徴は、通常のカレーと同様に、トマトやタマネギが香辛料と共に煮込まれているのですが、これらの分量を多く使うことで、美味しく仕上げているそうです。
直近は、減塩や塩分ゼロの商品の販売・開発が活発です。
この塩なしカレーの他にもポテトチップスで有名な湖池屋は、塩なしポテトチップスという斬新なポテトチップス(ポテトの素顔)を過去に販売し瞬く間に人気を博し、大ヒット商品となりました。
最近の減塩ブームや塩分ゼロの商品が開発された理由は、健康志向やセールスもあるのですが、食品表示法の改正があります。
これまで、食品表示は「ナトリウム」と表記され、「食塩」とは表記されておらず、自身で食塩の量を計算しなければ分かりませんでした。
しかし、今回の法律の改正で食塩を表記するようになり、こういった事情も減塩ブームの追い風になっているようです。
塩なしカレーと同様のカレーを食べたいという人必見!
今回はナチュラルローソンが塩なしカレーを発売します。
しかし、健康特化型のコンビニであるナチュラルローソンの店舗展開は首都圏の1都3県にしかなく、通常のローソンの様にどこでも有るわけではありません。
首都圏以外の方はこの塩なしカレーを食べることはほぼ不可能に近いでしょう。
しかし、実は既に減塩カレーというのは発売されています。
それが塩ぬき屋の食塩不使用カレーです。
このカレーは塩分を一切使わずに、いくつかのスパイスと出汁だけで旨味と辛さがあるレトルトカレーです。
一般的なカレーの1食分の塩分は2.2g~3gなのに対して、このカレーは素材本来のナトリウムの0.1gだけで、1日の塩分量の目安とされている6gをかなり抑える事ができます。
こちらのカレーは50代以上の方の購入が多く、健康に気を使う年齢になるにつれて購入する方が増えているようです。
実はまだまだある塩ぬき屋の食塩不使用食品
塩ぬき屋は新聞などのメデイアでも度々紹介されており、その中で毎回取り上げられるのが食塩不使用のゼロ梅と塩ぬき屋オリジナルの無添加無塩食パンです。
これらの食品は楽天のランキングで1位を取った事があるもので、購入者のレビューや感想も概ね良いレビューが多いです。
他の商品と比べて高いという意見も多々あるのですが、それでも2度目の購入等のリピーターもいるようです。
最後に
今回の食品表示法改正に伴い、今後は塩分をセールスポイントとした商品を各社開発し、販売するでしょう。
塩分が無ければ味気ないという感じる人も居るかも知れませんが、塩分がなくても美味しい食べ物というのは存在します。
もしくは、最初から塩分が抑えられていて、購入者自身が自分の好きなように味付け・アレンジするといったような食品も発売されるでしょう。
まだまだ市民権を得ていない塩分0の食品ですが、ナチュラルローソンの塩なしカレー同様にこれからどんどん減塩・食塩不使用の食品が世に出回るかもしれません。
それでは!