今も昔も、様々なライブ配信者の生放送やyoutuber(元生主)の動画を観ます。
かれこれ、10年前後はライブ配信を観続けていて、筆者の生活の1部と言っても良いでしょう。
そんなライブ配信の環境は常に変化していて、ある配信者が当然有名になったり、ちくランや勢いのある配信者ランキングや配信サイト内のおすすめなどに列挙さている事が多いと思います。
これは有名になるのに、昔(配信黎明期)よりも時間が必要では無くなったのだと思います。
ライブ配信や動画配信が世に浸透した結果、その配信者の実力や面白さがリアルタイムにリスナーの数やコメントに直結するようになったと筆者は勝手に考えています。
特にSNSでの評判や実世界での口コミなどは、どんな広告よりも効果があるが故に、いきなり特定の世代やコミュニティで話題になるなんて事が起きているのでしょう。
この急に伸びてきた配信者にはいくつかの共通点があると考えていて、今回は独断と偏見でその要素を書いてみます。
そして、そのポイントやコツこそが、ライブ配信で人気になるには必要な要素になるのでは?って勝手に思ってます。
ほぼ毎日定時配信をする
実務面で言えば、ほぼ毎日配信する、動画をアップロードするというのが全てでしょう。
それが面白いとか面白くないとかはあまり関係なく、更新があることが全てだと思います。
加えて、理想は長時間配信で定時配信です。
ほぼ毎日配信するとか定時配信するというのは、配信と兼業の人がほとんどの配信の世界では、厳しいのかもしれません。
だからこそ、定時配信や長時間配信は人気になれるし、人が集まる要素やポイントにもなっていると思います。
人と違うことをするとか人以上に時間を費やなければ、人気になれないでしょうし、人気者は最低限それをクリアしていると思っています。
他の人の話や話題に釣られない
最近の面白い・人気のある配信者に共通するのが、他の人の話や話題に釣られない事です。
観る人が増えれば増えるほど他の配信者の話を振ったり、全く毛並みの違う話を振ってきたりします。
「やれ、アイツがお前のこと言ってた」「あそこの放送が面白い」「あそこは燃えている」等々・・・。
最近の面白い配信者はこの手の話題を敢えて、スルーしていると予想します。
経験則で、他の配信者の話をすれば、荒れるとか良からぬ噂をたてられるってのを知っているのでしょう。
確かに、他人の話は配信の間を繋ぐには最高のネタだと思うし、その別の配信者のリスナーを取り込めると踏んで話すのかも知れないのですが、逆に、自分の所のリスナーを他の配信者に取り込まれてると筆者は予想しています。
今伸びてる配信者はそれらを敢えてしないから、人気になっているのだと思いますし、言い換えれば、自分の話だけをするからこそ、人が惹きつけられると思います。
ちなみ、この視聴者側からフられた他の配信者の話や話題に乗っかっちゃうと、その放送を常日頃から楽しみにしていて、コメントも反応もしないサイレントマジョリティのリスナーのモチベーションをかなり削いでると思います。
「他の話なんかどうでもいい」
なんて事をサイレントマジョリティーは感じるでしょう。
結果、固定になったであろうリスナーが去って、枠を開けばくるであろう絶対数のリスナーを失うと思います。
つまり、サイレントマジョリティーの視聴者をいかにして自分の配信に固定させるか?がポイントです。
念押しとして、あくまでコメントに釣られないってのがポイントです。
自分から他の生主の話をするのはまた別とは思ってます。
リスナーを引っ張れる
ともかく、面白い配信者程、自分の配信にリスナーを配信に巻き込めます。
何か楽しそうにしてんなって思わせたら、その時点でリスナーを放送に集中させているわけで、最近そういう風に思わせる配信者が多いです。
また、話のきっかけ作りや配信の流れの作り方が
「リスナーのコメント→配信者の見解→リスナーのコメント」
という感じではなく…
「配信者の問いかけ・投げかけ→リスナーの見解→生主がその見解の実行」
といったように、かなりリスナーを自分の配信者ペースに巻き込んでいる、または配信者主体で放送が進んでいるよなって思います。
(とは言っても、これが出来るのは観る数が多いという状態になってから出来る技法で、少ないうちにこの観る側に問いかけても返答はなく、寂しい結果になります。しかしながら、人を集めれる配信者程、過去の配信からずっと何でも良いから喋っています。)
逆に前者のタイプの配信者程、世間の波やグーグルや配信サイトの仕様変更や検索結果の表示の仕方や自分が関知できない所の機嫌一つで、隅に追いやられているような気がします。
要はオワコン化するということです。
この手の配信は別にその配信が観たいとかではなく、そこにいけば、だれか居るとかなんとなく暇しない、孤独にならないのがウリで、別にそういう配信であれば、代わりはいくらでも居ますし、出てくるでしょう。
それも配信スタイルだ!と言われればそれまでですけど、その”配信スタイルの人々”が楽しそうとかキャリア的に先があるのか?と言われれば、あまり先があるようには思いません。
言ってしまえば、別に配信をしているわけでなく、営業活動とかお仕事しているのと同様です。
ともかく、配信者は発信者ですから、配信者主体でリスナーを配信に引っ張れる、集中させれるような人が人気なような気がします。
世にいう、オピニオンリーダーとか話題の中心の人ってやつでしょう。