朝起きてすぐに…
「首が痛い」
「肩が痛い」
「背中が痛い」
と感じた時、多くの方は「寝違えた」と考えるでしょう。
ある一定の範囲までは動かしても痛みは感じないが、そこを超えると「ピキッ」と痛みを感じ、それ以上動かせなくなったりします。
寝違えの痛みが治るまでは人それぞれです。
1時間もしないうちに治っている人、半日で治る人、1日2日かけて治る人さまざまでしょう。
筆者の経験を含め、多くの人の話を聞くと、一番最初の寝違えは1.2日くらいかかって完治したそうですが、それ以後は半日くらいで完治するという話が多いです。
そんな寝違えについて、ここでは原因や治し方やツボやストレッチ等々を説明していきます。
また、ロキソニンなどの痛み止めや湿布はどうなのか?寝違えない枕などはあるのか?等もまとめてみます。
寝違え・寝違えるとは?
そもそもの話として、寝違え・寝違えるとは何か?という方もいるでしょう。
寝ている時の長時間の姿勢が首や肩や背中の筋肉が張ったような状態で、起きた時に筋肉が硬直しすぎて動かない・動かせない。なんていうのが一般的な見解です。
しかし、実は寝違えの痛みの原因は未だに分かっていません。
何故原因が分かっていないかといえば、寝違えで病院で検査しても診断や画像検査で発見できる変化や異常がないため、これといった原因を特定できないからです。
このような視点で考えた時、寝違えというのは、原因不明な症状なのでやっかいで、基本的には時間しか解決してくれない症状なのかもしれません。
寝違えの原因
寝違えの原因は睡眠時の長時間の同じ体勢が主な原因ですが、日常生活でもその原因となりうるものがあります。
例えば…
普段しないスポーツや運動をした(日頃の運動不足)
前日に重たいものを持った
運転や事務作業やパソコン作業などの長時間同じ姿勢で作業をした
というのが日常生活の原因と考えられています。
寝違えのツボや治し方やストレッチはある?
寝違えた際に有効的なツボは3つあると言われています。
まず1つは「落沈」といわれるツボです。
両手の人差し指と中指の谷から約20mmのところにあるツボで、寝違えの治療でよく使われるツボです。
ここを親指で押しながら、首を回すと、痛みが軽減していきます。
次が「四瀆(しとく)」といわれる腕のツボです。
(参照:大泉井頭針灸院・整骨院)
四瀆は上記写真のように、手の甲側の手首と肘をほぼ真ん中、もしくは、少し肘側にあります。
ここを揉みながら首を前後左右あるいはグルグルと回すのも有効です。
最後が肩中兪(けんちゅうゆ)です。
肩中兪は、首の後ろの出っ張った骨と同じ高さにあり、背骨をはさんで左右へ指2本分離れた所にあるツボです。
基本的には、首や肩コリに効果のあるツボですが、寝違いでも有効です。
ゆっくり押し込むように指圧するのがコツです。
寝違えのストレッチは?
寝違えた際のストレッチが気になる方も居るでしょう。
上記の漫画の寝違えのストレッチは有名です。
これで効果があったという人もいれば、逆に安静していた方が良いという人も居ます。
この意見の相違はおそらく、その人の体の個人差が考えられます。
従って、寝違えた人全員にこのストレッチがオススメとも言いませんし、絶対安静がオススメとも言えないのが現状です。
ただ、どうしてもストレッチがしたいという人は、この上記の画像のように腕を中心としたすとストレッチをしてみてはいかかでしょうか?
ちなみに…
寝違えた際は、首を中心としたストレッチは激痛で出来ませんし、NGです。
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寝違えの治し方は?
その他にも、ロキソニンの内服薬は服薬するのもおすすめです。
ロキソニンは、非ステロイド性抗炎症薬と言われるもので、炎症を抑える効果があり、即効性もあるからです。
使用の際は用法用量を守るのが絶対ですが、治し方の1つとしてロキソニンは有効です。
また、消炎鎮痛成分が入っている湿布を約1時間前後貼るのも有効です。