梅雨に入るか入らないかの時期。
いつも通り仕事や学校が終わり、通勤通学でいつも通りのバス電車に乗車した時に、ビックリするほど大量発生している羽アリ。
なんなら、その前の段階で今日は異常に虫が多いと感じているかもしれません。
これは車通勤している方も同様でしょう。
運転中に、「今日はやけにフロントガラス越しに虫が多くいるなぁ~」
なんて思っているでしょう。
多くの人は知っている・気付いているかもしれませんが、これらは羽アリと言われるアリです。
特別な説明も不要かもしれませんが、地上にいるアリみたいな虫に羽がついて、あっちらこっちら飛び回っているわけです。
では、何故羽アリが大量発生するのか?
それらの被害に合わないために予防策はあるのか?
対策や駆除方法はあるのか?
というのをここでは案内したいと思います。
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目次
羽アリが大量発生する原因は何なのか?
予防や駆除・対策の前に、原因というのをここで15秒位で読めるように簡素かつ、簡単に書き記します。
従って、詳しい内容をもっとしりたいという方はこちらの記事をお読みください。
その本題ですが、大体のシロアリは、4月から9月までが生殖活動時期で、羽アリとして地面から地上へと現れます。
その活動のピークが6月の梅雨の時期で、かつ、雨が降って湿度が高い時に、気温の上昇(厳密には湿度の上昇)に伴って、群飛(ぐんぴ)します。
(日当たりの悪い場所を好むため、夕方から夜にかけての活動も目立ちます。)
この事から、多くの方羽アリが大量発生している日というのは、6月でも気温が高い日、もしくは、湿度の高い日に目撃してされていると思います。
なにはともあれ、梅雨時期が羽アリが一番元気な時期で、それで大量発生しており、その時に出くわすという具合です。
羽アリの予防策・対策
予防は無限に出来るものです。
例えば、そういう専門業者さんに頼むのも1つですし、それが一番効果的でコスパが良いでしょう。
ただ、最高で効果的であるが故に、お金がかかるというのも事実。
お金に糸目をつけないのであれば、専門の業者さんに頼むのが一番ですが、そうもいかないのも現実です。
そこで、ここでは、それ以外で知られている予防策や対策をまとめてみます。
屋外・外
屋外や外での対策は難しいです。
というのも、群飛が原因なので、こっちが基本的に出来る対策がないからです。
早く家に帰るとか徒歩や自転車での外出や帰宅は避けるなどが挙げられますが、それでも、羽アリに対して不快な思いをするのは避けられません。
ただ、ハッカ油スプレーを使用して、近寄らせないという方法はあるので、6月の雨が予想される日はハッカ油スプレーを携帯して、いざという時に使用しましょう。
屋内・家・部屋
定期的に家や部屋の中で湧いている・見かける場合は、専門業者に根本的な解決をするために依頼するのが一番ですが、群飛などの非常時の侵入や被害を防ぐ方法はあります。
遮光カーテンに変える
羽アリは多くの害虫同様に、光に集まる修正があります。
そこで部屋や家への侵入を防ぐために、遮光カーテンを使用していないのであれば、遮光カーテンに変えましょう。
遮光カーテンに取りかえれば、室内からの光漏れを減らせるので、予防に効果的です。
加えて、部屋の電気を蛍光灯ではなく、LEDに変えることで、羽アリが寄り付きにくくなる事もあります。
余談になりますが、遮光カーテンは虫対策に限らず、夏の暑さ対策や防犯対策等も兼ねているので、羽アリ対策に限らず、遮光カーテンはおすすめです。
また、緑の遮光カーテンが夏の暑さ対策にも効果的で、その他色々とメリットがあるので筆者は、緑色の遮光カーテンをつよくおすすめします。
ドアや窓は閉める
特に難しい話ではないですが、家や部屋への侵入やドアや窓からが多いので、群飛が確認できた場合は、夜は極力窓を閉める、または、開けないようにしましょう。
とは言っても、筆者の経験上、いくら完全に締め切っていても、どこからか4.5匹は侵入しているので、それに関しては後で駆除の方で記載します。
換気をする・湿度を下げる
羽アリは湿度が高い場所を好むので、梅雨時期の雨の日、予防や対策という意味で、換気をする、もしくは湿度を下げるようにしましょう。
換気といえば、窓を開けるイメージがありますが、各部屋のドアを開けて、サーキュレーターや扇風機を使用して、家中の空気を循環させれば、換気が可能です。
また、羽アリが活発な時は湿度が高い時なので、エアコンの除湿をして、湿度を下げましょう。
電撃殺虫器を活用する
これは駆除にも該当するのですが、虫が出入りするであろう場所に電撃殺虫器を部屋において殺虫するのも予防です。
現在は吊り下げ型や据え置き型があったり、USB充電式の経済的なものがあるので、おすすめです。
木材や木を置かない
羽アリは木や木材を好みます。
従って、玄関や窓、庭やベランダに木や木材を置かないようしましょう。
網戸の穴や破れを補修する
網戸に穴・破れなどがあれば、当然そこから侵入してくるので、梅雨前に一度、網戸の点検を行い、もし不具合があれば、穴を埋めるようにしましょう。
忌避剤・殺虫剤を散布
羽アリが侵入してきやすいドア、窓に羽アリ用の殺虫剤を散布しましょう。
殺虫剤や忌避剤の効果期間は短いのもあるで、梅雨に入る前にドアや窓、網戸に散布して予防対策をしましょう。