イカの産地で、函館、青森、熊本、博多、佐渡などを抑えて有名なのが呼子です。
佐賀県唐津市呼子町は佐賀県の最北部に位置している町で、九州の玄界灘に近い呼子はもっとも有名なイカの産地です。
呼子で水揚げされるイカは、他の産地のイカに比べて臭みがなく甘みが強い事が特徴でイカの王様とも呼ばれています。
そんな呼子イカの旬・時期・シーズンというのがいつなのでしょうか?
また、どんな種類のイカが水揚げされているのでしょうか?
目次
呼子イカの旬・シーズン・時期は?
呼子のイカは5月頃から人々の関心が高まり、日常会話に出てきたり検索ワードで急上昇するので、5月が旬と思われるかもしれませんが、実は一年中旬です。
何故5月頃から話題になるかといえば、水揚げ量です。
上記の水揚高推移を見てもらえれば分かると思いますが、5月は3月4月に比べて、水揚げ量が2倍以上でここから増えていきます。
こういう水揚げ量の推移から5月に話題になったり急上昇ワードになったります。
ただし、呼子のイカも一種類だけが水揚げされているわけでなく、剣先イカとアオリイカの2種類が水揚げされています。
剣先イカの特徴はねっとりした甘みで、呼子イカの本家・河太郎をはじめとするような、お店で食べる活き造りのほとんどがこの剣先イカです。
もう1種類アオリイカの特徴は、剣先イカに比べて身の厚みがあり丸みのあり、透明感のある身は弾力もあり、噛めば噛むほど甘さを感じる事です。
呼子の剣先イカとアオリイカの旬
呼子のイカと言っても2種類水揚げされるのですが、これらの2種類の旬は違います。
イカの種類 | 旬・シーズン・時期 |
---|---|
剣先イカ | 3月下旬~12月(約9ヶ月) |
アオリイカ | 11月下旬~4月(約5ヶ月) |
上記の表の様に、剣先イカの方が旬やシーズン・時期が長いです。
また、両方のイカの旬は、11月下旬~12月の間と3月下旬~4月までの2つの期間があります。
これらの2つの期間は比較的イカの水揚げ量が少ないですが、両方を食べたいならこの時期が良いかもしれません。
呼子のイカは通販・取り寄せ出来る?おすすめは?
呼子イカは佐賀の呼子まで行き、新鮮な刺し身を食べるに越したことはないですが、遠い人も居るでしょうし、現在は外出もままならない状況です。
そんな中でも、呼子イカは通販でも新鮮な状態でも購入できます。
呼子イカの刺し身のお取り寄せ
いか道楽が販売している、イカのいきたまんまの輸送は有名です。
イカをさばけるという方は、いか道楽のいきたまんまのイカを購入するのも良いかもしれません。(いか道楽の公式サイトはこちら)
また、流水解凍で食べる朝ごはん本舗の刺身用呼子イカも人気で、テレビで瞬間冷凍の技術の高さが取り上げられていました。
イカシュウマイもおすすめ
呼子イカは何も刺し身だけが名物ではなく、いかしゅうまいも人気です。
これはお土産として有名で、萬坊のいかしゅうまいは本家・発祥の地です。
こちらのいかしゅうまい誕生秘話は企業の裏話をみているようで、関心します。
筆者も何度か食べたことがあるのですが、さっぱりしていて食べやすかったというのが印象に残っています。
最後に
ここまで呼子イカに関する情報をまとめてみました。
じつは呼子イカの水揚げ高は年々減ってきており、2017年は全盛期の5分の1水揚げ量でした。
今後も水揚げ量が減少すると研究機関が発表しています。
この原因は天候不順や海の環境変化など複合的な要因だと言われております。
呼子のイカの今後の水揚げ量が減って、流通量が減るとか希少価値が出てくるとまでは思いませんが、こういう状況は知っておいても損はないと思います。
最後に…
この記事が良かった!ためになった!面白かったと思ったら、下記のTwitter・Facebook・LINEのSNSボタンからシェアをお願いします!
シェアしてもらえれば、作者がものすごく喜びます!
それでは!