2月の終わりから4月にかけては引っ越しをする人が多くなります。
それは単身赴任だったり転勤、専門学校や大学への進学や就職の時期というのは大きな要因でしょう。
筆者も毎年、仕事の関係上ちょくちょくこの引越に関わるのですが、そこで引っ越す前の人から聞かれる事があります。
それが準備や簡単な荷造りの方法やコツです。
こういう事を聞かれるのは既に引っ越し会社との見積
そこで、筆者の経験から知り得た情報で、これから初めて荷造りをする方や簡単に済ませたいという方にその方法と必要な物を3つ挙げていきます。
目次
大前提として
まず、簡単な荷造りの方法や早く終わらせるコツを知る前に意識しなければならない事があります。
それが断捨離です。
どこの家庭や家でも同じなのですが、荷物が多すぎて荷造りが終わらないとか用意したダンボールに入り切らないなどの話はそこそこあります。
「もったいない」という日本の文化を蔑ろにするわけではないですが、物を捨てきらないとか、あれもこれも持っていこうとする人や家庭は大体、新居先でも物が溢れてしまいます。
その結果、新居先の片付けもうまくいかず、結局、部屋に物を入れたままのダンボールで埋まってしまうといった具合です。
従って、簡単な荷造りやコツを実践する前に、要らないものは容赦なく捨てる、長年着てない服は大切でも捨てる、長年使っていない食器やフライパンも捨てるといった事をするかしないかで、本当に作業効率が変わります。
筆者の経験上、この断捨離を上手く実行している人は単身の引っ越しで小さいダンボール4つとかで荷物が梱包されています。
その結果、運ぶ時間や新居での家具配置や荷解きもスグに終わって、スムーズに新居生活に移行していると思います。
それでは、ここから引っ越しの荷造りのコツや方法を紹介していきます。
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ダンボールはSサイズで十分 Mサイズとあまり変わらない
引っ越しをするにあたって必需品であるダンボール。
これは大手の引越会社(サカイやアートやアリさんマークの引越社)では無料で貰えます。
会社によりますが、家族で引っ越す場合は50枚まで貰えますし、単身であれば10枚まで貰えます。
ダンボールを貰うにあたって、どの(大orM、小orS)サイズが良いのか?というのを考えると思います。
大は小を兼ねるという観点から大体、皆さんMサイズを指定しますが、これ実は、あまりSサイズとMサイズではサイズはあまり変わりません。
各社ともどのサイズも縦の奥行の寸法はほぼ一緒で、違うのは横幅だけです。では、この横幅がどれくらい違うかと言えば、約15cmです。この15cmはボールペン一本の長さとほぼ同じで、この違いは荷造りの際に、大きな違いをもたらしません。
このような観点から、引っ越しの会社からダンボールを用意してもらうなら、Sサイズを貰って、荷造りをした方が良いです。
また、Sサイズに入り切らなかったものは、移動距離や車の所有の有無にもよりますが、自分で運ぶとか宅急便で運んでもらうという選択肢があっても良いと思います。
ちなみにですが、ダンボールを自分で用意するという選択肢もあると思います。
Amazonのダンボールなどであればどこの家庭も1つはあるかもしれません。
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この手のダンボールは厚みや硬さが引っ越し用のダンボールと比べて弱く、収納力もないので、手間やコストを考えたらあまり良いとは思いません。
また、自分でダンボールを買うよりという選択肢は必要ありません。
引っ越し会社のダンボールであれば、引っ越し終了後に引き取ってもらえるサービスがあるからです。
これを有効に活用すれば、引越し後のダンボールやゴミの処理に悩むことはなくなるでしょう。
色付きガムテープの有効活用
引っ越しの会社からもらえる箱はすべて同じ柄で、新居についた際に何に何が入っていたか分からなくなります。
そのために、マジックで箱の外側に「食器」「本」「日用品」「洋服」と記載したりすると思います。
このような荷造りも良いのですが、実は色付きのガムテープ(正確には布テープ)を活用するのが荷造りのコツの一つになります。
この色付きの布テープをいくつか用意して、「赤は日用品」「青はキッチン回り」「黄色は洋服」「黒は子供部屋の荷物」等ルールを決めて、梱包して新居でも運んでもらう時に、それを基準に搬入してもらえば、スムーズな引っ越しが出来ます。
むろん、「白は割れ物」「赤はすぐに使うもの」というような使い方もおすすめですし、ともかく、色付きの布テープを駆使するだけでの荷造りはスムーズになります。
布団カバーも無料でもらおう!
布団というのが結構な荷物です。
引越し会社からダンボールを無料で貰えるのと同様に布団カバーも無料で貰えます。
家族で引っ越す場合、100均などの布団圧縮袋を購入しても良いですが、単身の場合、掃除機がない等人も多いので、ともかく、布団カバーを無料でもらい、早く荷造りを終えましょう。
クレープ紙とプチプチを活用しよう!
食器などの割れ物を荷造りする際、新聞紙などで包むと思います。
しかし、昨今の新聞離れもあってか中々新聞を持っている人も居ないでしょう。
コンビニで買うというのも良いかも知れませんが、引っ越し業者によってはクレープ紙という梱包資材を無料で(100枚)貰えます。
これを使えば、食器の梱包も楽に終わります。
また、このクレープ紙というのが大変有能で、小さな雑貨(化粧品や筆記用具やおもちゃやインテリア)を包むのにも使えるので、クレープ紙を広げて、小物をその中に入れれば荷造りもスグに終わります。
また、世にいう「プチプチ」(正式名称はエアキャップ)というのも有効です。
これをダンボールの隙間埋めとして緩衝材に使ったり、食器と食器を重ねてダンボールに入れる時のクッション材として利用すれば、割れ防止にもなります。
ちなみにですが、エアキャップは30cm×5m巻があれば十分です。
最後に
ここまで引っ越しの荷造りのコツといくつかのグッズを挙げてきました。
これらの資材・グッズは会社にもよるのですが、引越し業者が打ち合わせの際に無料でくれる旨を伝えてくれます。
これらのグッズは遠慮なく使って良いものです。
また、そこの会社の資材であれば、引っ越し完了後にダンボールや布団カバーなふどは無料で回収してくれて処理にも困りません。
荷造りさえしておけば、引っ越し当日は楽になりますので、上記で記したコツや資材を使って、スムーズに引っ越しを終えましょう。
その引越は本当に安い?相見積もりや比較はした?
それでは!