1966年よりトヨタにて発売されたカローラ。
セダンを中心に展開し、今やステーションワゴンタイプの車種もあります。
日本での販売台数こそ毎年1位とかではなく、3.4位の上位に入っているカローラですが、実は長年に渡って、世界での年間販売台数1位を記録し続けています。
この事から、トヨタを代表するような車と言っても過言ではないでしょう。
日本では、様々なメーカーの新車の登場により、カローラの名前は昔に比べて影は薄れ聞かなくなったと思う方もいるかも知れませんが、実は、もう定番過ぎて名前を聞かなくなっただけなのかもしれません。
カローラユーザーならご存知だと思いますが、カローラは歴代のどのシリーズもその次代の中で低燃費の車種です。
燃費も良く、長年愛されてきた車なので、中高年を中心に人気が高いのが特徴です。
燃費はグレードやハイブリッド等の種類で左右されますが、他の車種と比較しても断然燃費が良いほうです。
加えて、どのシリーズ、どのタイプのカローラも抜群の加速性能で、アクセルを少し踏んだだけでも凄い加速を得られのも特徴です。
目次
走行で重要な部分の1つがタイヤ
そんな燃費良好で世界で見れば圧倒的に人気のカローラシリーズで、燃費向上にもう一役買うのがタイヤであり、そのタイヤの使い方で大切なのがタイヤの空気圧です。
実は、日々の車の走行やメンテナンスで重要な部分の1つがタイヤです。
その理由は走行時に唯一地面と接触している部分で、タイヤに支障があれば、パワステの恩恵を受けられない、快適なハンドル操作を得られない、走行できない等のトラブルが考えられるからです。
また、タイヤの空気圧が適正な空気圧でなければ、燃費にも違いが出てくるとも言われてます。
タイヤの空気圧が低ければ、燃費にしてなんと4円~7円もの差が出ると言われています。
昨今の原油価格高騰、ガソリン価格の高騰では、この燃費の差は甘く見れないでしょう。
そんな中で走行時に、
「タイヤにあまり空気が入っていないんだろうなぁ~」
なんて思う車両が多く、皆さん空気圧を気にしていないんだなぁ~とか思ったので、ここでは、カローラとカローラツーリングのタイヤとその適正空気圧や燃費やタイヤに良い空気圧をまとめてみます。
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カローラのタイヤサイズは205/55R16 195/65R15 215/45R17がメイン
まずは、下記に2000年以降に発売されたカローラの全種類とその型式、純正タイヤのサイズを記載します。
グレード | 型式 | 純正タイヤサイズ |
---|---|---|
HYBRID S 2WD | ZWE211 | 205/55R16 |
HYBRID G-X 2WD | ZWE211 | 195/65R15 |
ターボ WXB 2WD 6MT | NRE210 | 215/45R17 |
HYBRID WXB 4WD | ZWE214 | 215/45R17 |
HYBRID S 4WD | ZWE214 | 205/55R16 |
WXB 2WD CVT | ZRE212 | 215/45R17 |
HYBRID G-X 4WD | ZWE214 | 195/65R15 |
S 2WD CVT | ZRE212 | 205/55R16 |
G-X 2WD CVT | ZRE212 | 195/65R15 |
HYBRID WXB 2WD | ZWE211 | 215/45R17 |
2.2G | NZE124 | 185/70R14 |
1.5G | NZE121 | 175/70R14 |
1.5Xアシスタパッケージ 4WD | NZE124 | 185/70R14 |
1.8ラグゼールナビエディション 4WD | ZZE124 | 185/70R14 |
1.5X | NZE121 | 175/70R14 |
1.8ラグゼール | ZZE122 | 185/70R14 |
1.8ラグゼールプレミアムエディション | ZZE122 | 185/70R14 |
最新の車種または、1つ前の車種やグレードに関しては、205/55R16、195/65R15、215/45R17のタイヤサイズが多く、この事から、今自分が所有している車のグレードを車検書等でしっかり調べた上でタイヤサイズを確認すべきことになるでしょう。
以上の表を見ても分かると思うのですが、同じ型式でもグレードによってタイヤサイズが違います。
カローラツーリングのタイヤサイズも195/65R15か215/45R17か205/55R16
次に、カローラツーリングの型式とその純正タイヤサイズを記載します。
グレード | 型式 | 純正タイヤサイズ |
---|---|---|
HYBRID G-X 2WD | ZWE211W | 195/65R15 |
HYBRID WXB 4WD | ZWE214W | 215/45R17 |
ターボ WXB 2WD 6MT | NRE210W | 215/45R17 |
HYBRID S 4WD | ZWE214W | 205/55R16 |
HYBRID G-X 4WD | ZWE214W | 195/65R15 |
WXB 2WD CVT | ZRE212W | 215/45R17 |
S 2WD CVT | ZRE212W | 205/55R16 |
G-X 2WD CVT | ZRE212W | 195/65R15 |
HYBRID WXB 2WD | ZWE211W | 215/45R17 |
HYBRID S 2WD | ZWE211W | 205/55R16 |
カローラツーリングも205/55R16、195/65R15、215/45R17のどれかが純正タイヤサイズになっています。
このことから、カローラはほとんどの車種がこの3種のタイヤサイズと考えても良いかも知れません。
次にそのタイヤサイズが記載されている場所とタイヤの空気圧に関して紹介していきます。
基本的には、今のカローラが履いているタイヤの側面をみれば分かるのですが、もう1つ確実で間違いのないタイヤサイズが記載されている場所があります。
カローラ/カローラツーリングのタイヤ適正空気圧記載場所はどこ?
ほとんどの車では、上記画像の赤丸の部分の運転席ドア開口部やシートベルトの所に、車両指定空気圧を表示したシールが貼られています。
カローラ・カローラツーリング共に、195 65r15のタイヤの適正空気圧は多くが、前輪250kPa(2.5)後輪240kPa(2.4)で、205/55R16のタイヤの空気圧は多くが前輪220kPa(2.2)、後輪210kPa(2.1)、215/45R17のタイヤの適正空気圧の多くが、前輪220kPa(2.2)、後輪210kPa(2.1)となっています。
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年式や型式グレードが違えば、適正空気圧が違う場合もある
上記でも軽く触れているので重ねてになりますが、カローラシリーズはまだまだ新作やマイナーチェンジ等々が発売されるであろう車種です。
この事から、毎年新型が発売されたり、型式や年式グレードによっては規定空気圧が違うこともあります。
同じ車種でも、グレードや年式にによって、推奨される空気圧が違うという点は留意しておいた方が良いでしょう。
実際の空気圧は?ちょい高めが良い?
基本的にはどの車であれ、このメーカー推奨の空気圧で良いのかもしれませんが、筆者はどの車も指定の空気圧より0.2高めor規定空気圧より1割高めに空気圧を調整するのが良いと思います。
この数字に科学的な根拠はないのですが、他車の走行時のタイヤを観察していると、結構凹んでいる気がします。
その車のタイヤの空気圧の事情だったり、積載量などの詳しい事は分かりません、
しかし、多くの人はメーカー推奨の空気圧にしていると勝手に思っていますし、頻繁に空気圧をチェックしていない等の予想から、後方から観て居る時不安を覚える感じです。
なので、自分では見れない走行時のタイヤの調子やメンテナンス頻度を考えた時、指定より0.2くらい高くして、走行に支障のない空気圧だと思います。
空気圧の10kpa(0.1)でどれくらいの重さ・重量に耐えられる?
ここまで、カローラとカローラツーリングの標準タイヤのタイヤサイズや空気圧に関して書いてきました。
カローラという車種の特徴は、主婦のちょい乗りや買い物や子供の送り迎えで使うというよりは、通勤やレジャーで使う車でしょう。
特別、普段から規定重量まで荷物を乗せるとか規定人数を載せて走るということも少ないと思います。
この事から、空気圧の違いを気にすることはあまりないと思いますが、それでも空気圧調整をする際に
「どのくらいの空気圧でどのくらいまでの重量に耐えられるのか?」
という事も頭を過るかも知れません。
つまり、10kpaで何キロまで載せられるのか?という事です。
上記のJATMA規格表では、タイヤのサイズにもよるのですが、10Kpa(0.1)で約10kg~15kgまでの重さを支えれる事がわかります。
従って、自分は常日頃どれくらいの荷物(重量)を車に載せているのか?が分かれば、自ずと自分にあった空気圧というのが分かるでしょう。
(例:日々の買い物だけであれば、適正空気圧or10kpa高めで良いでしょうし、頻繁に最大定員数or最大積載量を載せるなら適正空気圧よりも20kpa~30kpa高くても良いでしょう。)