夏が近づくにつれ、頭を悩ますのがゴキブリです。
ゴキブリは高層階ではあまり出ないという話もあったり、1匹いたら30匹、100匹いるとも言われています。
ゴキブリ駆除・対策にはホウ酸団子やゴキブリホイホイが定番・人気で誰も知っている商品です。
しかし、2020年の冬に新しいゴキブリ駆除の仕方を提案し、上半期で(ゴキブリとは縁遠い季節であるにもかかわらず)大ヒットした商品があります。
それがきんちょうの夏で有名な金鳥のゴキブリムエンダーです。
このゴキブリムエンダーが2021年も人気商品になりつつあります。
そこで、ゴキブリムエンダーの効果や口コミや評判を書いていきます。
目次
ゴキブリムエンダーとは?
ゴキブリムエンダーは、ゴキジェットプロのようなゴキブリ駆除剤でもなく、アースレッドに代表されるような燻製・型のゴキブリ駆除剤でもありません。
上記写真のように、スプレータイプのゴキブリ駆除剤なのですが、使い方が非常に簡単です。
ゴキジェットプロのように現れた害虫に対して噴射するのではなく、部屋の空間に何度かプッシュするだけで、まとめて駆除する従来のアースレッドのような商品です。
スプレーするだけで、殺虫成分が部屋の隙間まで行き渡り、ゴキブリを追い出し、駆除します。
アースレッドなどは使用する際に、家電や食器などを新聞紙でカバーしたり、使用中は部屋に居れない・駆除完了後はカバーの撤去や部屋の換気や害虫の駆除などの準備や後片付けがあったのですが、ゴキブリムエンダーはそれらの準備や後片付けが不要です。
発売から一気に口コミで人気商品に
ゴキブリムエンダーは、2020年2月の発売後、その便利さがSNSや口コミで話題になっており
順調に売れ行きを伸ばしています。SNSでも分かるように評判は良いようです。
実際、発売後1ヶ月には、くん煙剤の定番であったアースレッドの1週間辺りの販売金額を上回っており、金鳥は「2〜3月は出荷計画比153%。夏場に向けてさらに伸びが期待できる」と考えているようです。
このゴキブリムエンダーの購入者は従来のゴキブリ駆除剤の購入者層ではなく、全く新しい子育て世帯や独身女性が多いです。
今年はコロナの影響からか、家に居る事が多く、かつ、自分の身の回りの衛生面も普段以上に気を使うことから、害虫対策もより一層の対策が必要な背景もあるかもしれません。
ゴキブリムエンダーの効果は?効かない?出てくる?口コミ評判は?
ゴキブリムエンダーの効果について疑問を持っている方もいます。
中にはゴキブリムエンダー使用後も出てくるといった話もあり、口コミや評判は賛否両論でしょう。
多くの方は予防剤と思っているからも知れません。
しかし、ゴキブリムエンダーは駆除剤であり、予防剤ではありません。
あくまで駆除剤であり、自身の部屋やキッチンに隠れている害虫に対して効くので、当然使用後に弱った状態で出てきたり、逃げ回っている所に遭遇するというのはありません。
この事からも、
「弱っている・逃げ回っている=効いている」
なので、効果がないとか効かないという事はないでしょう。
仮にゴキブリの予防剤としての商品が気になるという方は、同じ金鳥が販売しているゴキブリがいなくなるスプレーを検討してみてはいかがでしょうか?
メーカーである、金鳥も予防剤としてはゴキブリがいなくなるスプレーを推奨しています。
犬猫のペットや赤ちゃん食器などあっても使用できる?大丈夫?
従来の殺虫剤はペットや赤ちゃんの健康面を考えて、使えるのを控えるといった方もいるかもしれませんが、このゴキブリムエンダーはペットや赤ちゃんはもちろんのこと、妊婦さんでも問題ありません。
ただし噴射中は、噴射する人以外の入室を避け、噴射直後は小さなお子様は入室しないようにしたり、アレルギー体質の方は薬剤に触れたり、吸い込んだりしないように注意する必要があります。
また、犬、猫のペットを家で飼っている家庭でも直接かからないように配慮すれば、問題ないです。
加えて、食器なども従来の殺虫剤のようにかからないようにする必要もありませんし、直接食器にかけるような事さえしなければ、大丈夫ですし、万が一、掛かってもすぐに洗浄するのが良いでしょう。
そもそもの話なのですが、このゴキブリムエンダーも「メトフルトリン」や「フェノトリン」というピレスロイド系の成分を使用しています。
ピレスロイド系の成分の特徴やメリットは、害虫には少量ですぐに効果があるのが特徴でありながら、人間には、万が一ピレスロイドが体内に入っても、速やかに分解する酵素を持ち、短時間で体外に排出されるので、安全性が高いといえます。
ここでは、ペットや赤ちゃんへの配慮や被害の問題を軽くまとめましたが、詳しくは、KINCHO製品のQ&Aに書いています。
最後に
このゴキブリムエンダーが今年売れている1つの理由として、外出自粛があった事が考えられます。
従来の煙噴射型のアースレッドなどは使用時に部屋に居れない・外に居なければならない等の使用方法があります。
しかし、今年は外出自粛の流れがある中で、アースレッドなどの商品で害虫駆除をする場合、外に出る必要があるので、今の社会的な変化や状況に適応できません。
そうなってくると、ゴキブリムエンダーの様な害虫駆除剤と相性がよく、それが大ヒットしている要因でしょう。
加えて、ゴキブリの絵が商品に描かれていないのも多くの人が手に取りやすいのかもしれません。
また、アマゾンのレビューも概ね高評価が多く、2020年の害虫駆除はゴキブリムエンダーのような商品が主流になるでしょうし、2021年、2022年の今後もこの手の商品が定番になるかもしれません。
最後に…
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