2009年に登場した日産の人気の軽自動車のハイトワゴンのルークス。
その後はフルモデルチェンジされ、2代目のデイズルークスが発売され、現行の3代目のニッサンルークスに到るまで人気車種ランキングに常に入っている軽自動車です。
ルークスの特徴は車高約1.4mという開放感のある高さとその時代の日産の最先端技術が軽自動車でありながらも搭載されていることです。
この事から軽自動車にも関わらず、圧倒的な燃費性能の向上などもあり、若い人に限らずファミリー層にも人気です。
そんな燃費も使いやすさも抜群で、後悔しない口コミも高評価のルークスで、燃費向上にもう一役買うのがタイヤであり、そのタイヤの燃費という点において大切なのがタイヤの空気圧です。
実は、日々の車の走行やメンテナンスで重要な部分の1つがタイヤです。
その理由は走行時に唯一地面と接触している部分で、タイヤに支障があれば、パワステの恩恵を受けられない、快適なハンドル操作を得られない、走行できない等のトラブルが考えられるからです。
また、タイヤの空気圧が適正な空気圧でなければ、燃費にも違いが出てくるとも言われてます。
タイヤの空気圧が低ければ、燃費にしてなんと4円~7円もの差が出ると言われています。
昨今の原油価格ガソリン高騰と物価の高騰では、この燃費の差は甘く見れないでしょう。
そんな中で意外に、走行時にタイヤが凹んでいる車両が多く、空気圧を気にしていないんだなぁ~とか思ったので、ここでは、ルークスのタイヤの空気圧というのを考えてみます。
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目次
ルークスのタイヤ適正空気圧記載場所はどこ?
ルークスの純正タイヤサイズはおおまかにいえば3種類あります。
これは型式やグレードや年式によって変わるので、まず以下の表を基に、自分の車がどれに該当し、タイヤサイズはどれなのか?を確認してください。
グレード | 型式 | 純正タイヤサイズ |
---|---|---|
ハイウェイスターX(2020) | B44A | 155/65R14 |
ハイウェイスターGターボ(2020) | B45A | 165/55R15 |
S(2020) | B47A | 155/65R14 |
X(2020) | B47A | 155/65R14 |
ハイウェイスターX(2020) | B47A | 155/65R14 |
ハイウェイスターGターボ(2020) | B48A | 165/55R15 |
S(2020) | B44A | 155/65R14 |
X(2020) | B44A | 155/65R14 |
660ハイウェイスター アイドリングストップ(2012) | ML21S | 165/55R14 |
660X アイドリングストップ(2012) | ML21S | 165/55R14 |
660X 4WD(2012) | ML21S | 165/55R14 |
660E(2009) | ML21S | 155/65R13 |
660E 4WD(2009) | ML21S | 155/65R13 |
660ハイウェイスター(2009) | ML21S | 165/55R14 |
660ハイウェイスター 4WD(2009) | ML21S | 165/55R14 |
660ハイウェイスターターボ(2009) | ML21S | 165/55R14 |
660ハイウェイスターターボ 4WD(2009) | ML21S | 165/55R14 |
660G(2009) | ML21S | 165/55R14 |
660G 4WD(2009) | ML21S | 165/55R14 |
そもそもの話として、これらの指定空気圧の表示・記載場所はどこ?という方もいるでしょうし、今自分が乗っている車のグレードや年式が分からないという方もいらっしゃるでしょう。
ほとんどの車では、下記画像の赤丸の部分の運転席ドア開口部やシートベルトの所に、車両指定空気圧を表示したシールが貼られています。
年式や型式グレードが違えば、適正空気圧が違う場合もある
上記でも軽く触れているので重ねてになりますが、ルークスはまだまだ新作やマイナーチェンジ等々が発売されるであろう車種です。
この事から、このペースで考えれば2.3年おきに新型が発売されたりするかもしれませんし、それに応じて規定空気圧が違うこともあります。
ここも重複しますが、例としてグレード660Eシリーズは155/65R13のタイヤサイズであったりします。
同じ車種でも、グレードや年式にによって、推奨される空気圧が違うという点は留意しておいた方が良いでしょう。
2020年以降に発売された車種のタイヤの空気圧を参考までに
グレードや型式によって違うのがルークスのタイヤの空気圧ですが、参考までに2020年以降に発売された車種での空気圧を記載します。
2020年以降に発売されたルークスにおいてはグレードや型式タイヤサイズ問わず全て前後輪240kpa(2.4kgf)です。
実際の空気圧は?ちょい高めが良い?
基本的にはどの車であれ、このメーカー推奨の空気圧で良いのかもしれませんが、筆者はどの車も指定の空気圧より0.2高めor1割2割程高めに空気圧を調整するのが良いと思います。
この数字に科学的な根拠はないのですが、他車の走行時のタイヤを観察していると、結構凹んでいる気がします。
その車のタイヤの空気圧の事情だったり、積載量などの詳しい事は分かりません、
しかし、多くの人はメーカー推奨の空気圧にしていると勝手に思っていますし、頻繁に空気圧をチェックしていない等の予想から、後方から観て居る時不安を覚える感じです。
なので、自分では見れない走行時のタイヤの調子やメンテナンス頻度を考えた時、指定より0.2or1割2割くらい高くして、走行に支障のない空気圧だと思います。
空気圧の10kpa(0.1)でどれくらいの重さ・重量に耐えられる?
ここまで、ルークスとその全シリーズの標準タイヤの空気圧に関することを書いてきました。
ルークスのような軽トールワゴンタイプの車種の特徴は、軽でありながら広い空間でゆったり出来たり、たくさん荷物を載せれる事です。
おそらくですが、軽のトールワゴン乗っているということは、買い物などで荷物を載せることが多いのだと思います。
そして、荷物を載せるにあたって、丁度良い空気圧を知りたい人も居ると思います。
では、空気圧が10kpa(0.1)違えば、どれくらいの重量を耐えるのでしょうか?
つまり、10kpaで何キロまで載せられるのか?という事です。
上記のJATMA規格表では、タイヤのサイズにもよるのですが、10Kpa(0.1)で約10kg~15kgまでの重さを支えれる事がわかります。
従って、自分は常日頃どれくらいの荷物(重量)を車に載せているのか?が分かれば、自ずと自分にあった空気圧というのが分かるでしょう。
(例:日々の買い物だけであれば、適正空気圧or10kpa高めで良いでしょうし、頻繁に最大定員数or最大積載量を載せるなら適正空気圧よりも20kpa~30kpa高くても良いでしょう。)