勉強や仕事の場面でちょくちょく目にして多くの人に人気の付箋(ふせん)。
学生の勉強ノートの重要な部分に貼ったり、事務員さんが机やPCのモニターの端っこに貼ってたり、営業マンが車のタコメーターやパネルの部分に貼っていたりします。
いつでもどこでも貼ることが出来るので、忘れないようにメモをして活用したり、急ぎの仕事を処理したい時とか、ページにしおりのように使ったりするのが主流です。
ふせんで人気なのは3Mのポストイットというアメリカの科学メーカーの付箋です。
近年は様々な細さ大きさの付箋も登場し、かつ強粘着の付箋も登場しました。
そこで、Amazonやアスクル、100均の付箋を買おうと考えている方はその前に予習としておすすめの付箋を5つ紹介します。
付箋の始まり・起源・きっかけ
付箋の糊(のり)の部分、実は失敗作だったのをご存知でしょうか?
3M社は上記でも記載したようにアメリカの化学メーカーで、接着剤の開発・研究を行っていました。
3Mの研究員が強力な接着剤を開発中に、たまたま非常に弱い接着剤を作成をしました。
この弱い接着剤は用途が見つからなかったのですが、3M社の研究員が数年後に本の栞に応用できないかと思いつきました。
そこから、約3年をかけて試作品を作り、テスト販売をしました。
当初は苦戦したのですが、大企業の秘書課に試供品として卸した所、大好評で、そこから人気を博して今の市民権を得ました。
アメリカでの大ヒットをうけてその後、ポスト・イットは世界100ヶ国以上で販売される事になります。
この3M社の有名なエピソードは、偶然から大発明を生む「セレンディピティ(偶察力)」の事例として、有名な話です。