毎年春の4月から5月が旬の食べ物である1つが筍です。
定番は、たけのこご飯・煮物でしょう。
他にも、スープや味噌汁の具材や炒めもの、焼きものなどにも使えます。
たけのこの生産地は主に九州地方が多く、ランキングでは1位が福岡県、2位が熊本県、3位が鹿児島県となっており、特に福岡県のランキングに占める割合(シェア)は34.8%で約3割を占めています。
そんな福岡に絶品で極上の筍があり、それが北九州市の合馬のたけのこです。
この合馬の筍は高級品・高級食材・ブランドとして有名で、市場では1kg6000円という高値で取引されています。(本数換算で平均4.5本)
合馬の筍の特徴はタケノコ特有のえぐみがなく、食感がすごく柔らかい事です。
そんなブランド品の合馬の筍はタケノコ料理の本場・大阪や京都の料亭などから引っ張りだこの1品です。
多くの人が、「たけのこご飯 レシピ 人気」「たけのこ 煮物 レシピ」「たけのこ アク抜き」「たけのこ 炊き込みご飯」などで検索をして人気のレシピや簡単な調理法・料理法を調べていると思いますが、その前に合馬の筍の存在を是非知ってもらいたいです。
合馬の筍の特徴・概要
合馬の筍は北九州市の小倉南区の合馬という地区で生産されています。
ここは竹林面積が約1500ヘクタールで、市町村単位では全国有数の広さを誇ります。
ちなみにですが、この1500ヘクタールは平均的な一軒家(126m2)を約12万個建てれる面積です。
この豊かな竹林地帯からブランド品である合馬の筍が生産されており、特にもっとも美味しいと評判なのが白子筍です。
旬のタケノコはえぐみが少なく、食感も優しく、食欲をかきたてます。
もちろん、エグみが少ないということは、一般的なたけのこを茹でて、アク抜きする時に必要なぬかも合馬たけのこなら必要ありません。
従って、実に簡単にあく抜き出来ますし、下処理の米ぬかがないという方にはオススメの筍でしょう。
さらに、掘りたては刺し身で食べれるのも特徴です。
栄養値もタマネギやキャベツに匹敵する程の炭水化物、タンパク質や各ビタミンもあり、また美容にも効果があるといわれる繊維質をたっぷり含んでいます。
おいしい筍の下ごしらえと茹で方
さて、そんな美味しい筍ですが、こちらの合馬の筍では下ごしらえと茹で方や簡単なアク抜きの方法レシピを記載しています。
具体的には・・・・
- 根先から皮を3~4枚はがし、本体を傷つけない程度に包丁目を1本縦に入れる。
- 先端部分を斜めに切り落とす。(先端約3㎝は皮だけです)
- 鍋たっぷりの水に米ぬかと赤唐辛子(2~3本)加え、筍を入れる。
- 落としぶたをして強火にかけ(水からゆでる)、その後弱火にして約1時間ゆでる。
- 火を止めて自然に冷まし、切り目から皮を開くようにしてむく。
- 根っこのごく堅い部分を切り落とし、水洗いして真水にさらす。
とあり、加えてアクぬきで失敗しない為の注意点として、
- 水から茹でる。
- 大小の筍を一緒にゆでる場合は、竹串が通る順に鍋からあげる。
- 赤唐辛子はきざまずに入れる。
等のアク抜きの注意点もまとめています。
こちらの下処理・あく抜きは合馬たけのこ体験園に詳しく記載されていますので、気になる方はそちらを覗かれると良いでしょう。
ちなみに、こちらの合馬たけのこ体験園にはたけのこ料理のレシピも載っており、クックパッドとはまた違うオリジナルレシピがあります。
名産地ならではのレシピを知りたいという方はこちらのHPも覗いているみるのも良いかも知れません。
最後に
ここまでおすすめのたけのこ・合馬の筍を紹介してきました。
筆者も何度かこの合馬に足を運んだ事があります。たけのこのシーズン以外は人通りも少なく、この地区の道路は基本的には裏道として活用されています。
しかし、たけのこの時期・シーズンとなれば凄く繁盛します。
タケノコ掘り体験も出来る合馬は、近隣の県の方や福岡に旅行に来た際には、シーズンを見計らって一度訪問してみるのもオススメです。
特にたけのこの刺し身を食すのはいい経験になると思います。
最後に…
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