月間ユーザー数が2000万人超えという今や押しも押されもせぬ人気フリマアプリです。
そんなメルカリで出品者を一番悩ますのが、購入希望者の値下げ交渉や値下げの有無。
値下げ交渉をする人々は「値下げ乞食」なんて言われており、出品者側としては、ともかくうざい存在です。
そんな値下げ乞食の対応や返信や断り方というのは、一つ間違えれば購入にも至らず、非常に頭を悩ますものです。
ここでは、そんな値下げ乞食に使えるテクニックやコツをいくつか挙げていきたいと思います。
【トラブル】メルカリよりアマゾン楽天の方が100倍良い!メルカリ個人情報流失よりも出品購入者も知らないリスク【梱包発送】
【ヤマト運輸amazon】最新版!何故荷物が届かない?物流関係者が知っている時期や補償や対処法のまとめ【佐川急便郵便局】
目次
値下げは禁止されている事ではない
出品者側としては、なるべく高く売りたいとか利益があった方が良いとか損はしたくない等々考えます。
そうなれば、値下げというのは自分にとって面白くない事ですが、メルカリの規約やルールに値下げ禁止というのはありません。(くわしくはこちらとこちら)
ユーザー(特に出品者側)は、値下げは嫌な事なのは間違いないですが、それでも禁止されていない以上、ユーザー同士、強いては取引者間でどうかするしかないのが現状です。
だからこそ、この値下げ交渉や値下げ乞食は、裏を返せば、自分の出品物を買わせる一つの交渉材料orいいきっかけになったりもします。
これらを踏まえた上で、値下げ交渉されたら無視せず、うまく断ったり得したと相手に思わせこっちが損しない方法をいくるか紹介していきます。
値引き交渉前提の金額設定にする
自身のものを販売する場合、おそらく…
「他の人は同じ商品、または似たものをいくらで販売しているか?」
というのを調べると思います。
そして、「適正価格」に沿って、自分で売値をつけるでしょう。
そうであるならば、値下げ交渉を前提として、最初から「適正価格」よりもちょっと高め(10%~20%)に設定しておくというのが1つの考え方です。
これであれば、仮に値下げ交渉されても、適正価格で販売でき、ある程度の利益は確保できますし、人気商品であれば、需要と供給の関係でソールドアウトのアイコンが表示されており、品薄状態なので、少々高くでも購入に至ります。
つまり、ある程度「交渉の余地」を残して置くというのが1つの考え方ですし、これであれば、自分は何も損はせず、相手は値引きした金額で購入できたと考えます。
交渉の余地の応用テクニック
上記で記した交渉の余地のテクニックは、応用できます。
具体的には…
「こちらが提示する、ある基準を満たせば値引きします」
という文言を商品ページに記載します。
これで、仮に値下げ交渉が来た場合に、商品ページの案内文通り
「こちらが提示する、ある基準を満たせば値引きします」
という案内が可能で、そのまま無策に値下げ交渉に入る事はありません。
加えて、この文言は、違う見方をすれば
「基準を満たせない=値引き交渉はできない・しない」
という風に考えるので、値引き交渉でこちらが主導権を握れたり、相手側は
「何か分からないが買えなかった」
と考えるのではなく、
「購入の条件が整わなかった・見合わなった」
と思い、うまく断る事が出来ます。
では、その購入の基準というのはどういうものがあるのでしょうか?
以下では、例としてその基準をいくつか挙げていきます。
基準例① 送料を相手側に持ってもらう
値引きを受ける条件として…
「送料負担」「元払いではなく着払い」
を提示するのも1つの例になるでしょう。
これを商品ページや出品者ページに書くならば…
「値下げご希望の方は、着払い等の送料負担が可能であれば、値引き可能です」
等の文言になるでしょう。
この様に記載すれば、大体の商品が
「値引き額より送料の方が高い」
ので、基準を満たせず、値引き交渉や提示にまで至らなくなります。
加えて、商品ページ等で
「こちらの商品の発送料は〇〇円なので、値引き金額はその金額になります」
と記載すれば買う側も何円分値引きになるのか、または自分が何円分負担しなければならないのか分かるので、場当たり的な値引き交渉が減ったり、値引き乞食との交渉は減ります。
【2022年送料一覧完全版】送料で赤字…らくらくメルカリ便ゆうゆうメルカリ便どっちが最安?ネコポスゆうパケットの比較も!
基準例②値下げした日と金額を記載する
できれば、最初に設定した金額で売れるのが一番いいですが、他の出品者や類似した商品があれば、なかなか取引・購入までには至りません。
その場合、「価格が見合ってない」と考えるはずで、そうなれば、出品者側で値引きを検討するでしょう。
値引き金額提示後に更に値引き交渉をされては、元もとれず下手すれば売り損とか赤字になる可能性があります。
それを避けるために、商品ページに
「○月○日 〇〇○円値引き済」
と記載するというのもいつの考え方です。
こうすれば
「既に値引きしている=もう値引きできないかもしれない」
と考えるので、この日日と金額の記載はかなり使える方法です。
その他
他にもまとめ売りや抱き合わせ販売などを参考にするのも1つの手ですし、時は金なりということで、その時間を節約するために、10分以内での購入の即決を促したりするのもアリでしょう。
加えて、「他の方が最初の提示金額で購入を希望しているが、取引に時間がかかっているので、今ならこの金額までの値引きなら受けます。ただし、上記の他の方から返事が来たら、その金額で取引するので、なるべく早く返事をお願いします。」
と交渉段階で提示し、あえて、急かせるのも1つの手でしょう。