多くの運転手・ドライバーを泣かせている・恐怖している身近な問題があります。
それが路上駐車(路駐)であり、路上駐車違反の取締です。
路上駐車の通報の方法が近くの交番や警察署へ電話する(110番も出来るが、これはあくまで緊急性の高い場合のみなので、安易に110番をするのはNG))というのが知れ渡っています。
また、平成29年(2017年)に実施した調査によると、東京都特別区における瞬間路上駐車台数は約51500台というデータもありますし、全国的には、毎日約670件近く駐停車違反が検挙されている計算です。
また、警察も業務が多忙のせいか、近年、駐禁の取り締まりを民間に委託するという形で、駐車監視員(通称:ミドリムシ)という人達が警察官に変わって取り締まりをしていますし、パトロールついでに放置車両をみつけて取り締まるという感じです。
多くの方は、駐車監視員が繁華街やオフィス街や街中で取締をしているのを一度は見かけた事があるでしょう。
実は、この取締というのが色々とあるようで、ここでは駐禁取締の実態や対応みたいのを挙げて見ようと思います。
駐禁逃れ?駐車監視員は私物に触れられない・物を動かせない
まず、駐車監視員の人が違法駐車を発見したとします。
違法駐車の取り締まりを行う際、取締の一環として駐車監視員は、ナンバープレートの数字を記録しなくてはいけません。
数字を記録する事が出来るという事は、それはナンバープレートが誰からもみれる状態だという事です。
では、路駐の取締をスルーしてもらうには、ナンバープレートが見えなければ良いわけで、その対策・対応というのがこの車のナンバーを見えなくする・隠す事です。
どうやら、ナンバーさえ見えない様にすればスルーされるらしいです。
(一応、便宜上スルーという言葉を使います。)
では、どういう風に見えなくするかと言えば、車内にある荷物などを前後のナンバーの前に立てかけたり、運送関係の方であれば、台車や荷物を立て掛けたりして見られないようにするのです。
上記の写真であれば・・・「荷物なんて動かせばいいじゃないか?」と思う方も居るでしょう。
しかし、さすがの駐車監視員の人々も民間で委託でやっている事から、私物に直接触れる権限まではありません。
こうされれば、どうすることも出来ないみたいです。(厳密には警察を呼んで取り締まったり出来るし、またナンバー隠しは別の違反になるらしいのですが、駐車監視員の人達もそこまで手間暇かけてやるよりは、次に行った方が効率的)
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ハザードで放置駐車違反に効果はあるのか?
路上駐車違反は、停止の時間、車と運転者との距離、エンジン始動停止、ハザードランプの点灯の有無は関係ありません。
「ちょっとだけ」と思い、路上駐車している間に放置車両確認標章を貼られれば、放置駐車違反を問われることとなります。
断りと注意
こういう路駐の実態・対策は取り締まる側も法律に則って動いているので、どうしようもないというのが実情なのかもしれません。
断っておきますがあくまで、
「こうやって路駐対策をしろ!」
っていう意味ではないです。
こういう事が貴方の知らない所で行われています。
というだけの話です。
最後に駐車禁止(駐禁)違反の点数と金額について
ここまで、駐車監視員と路駐・駐禁の実態やそれに伴う実情を書いてきました。
駐車禁止場所等の違反の場合、点数は1点引かれ(厳密には引かれる・減点ではなく、累積)罰金は、大型等で12,000円普通車で10,000円バイク(二輪車)原付バイクで6,000円です。
違法な駐停車は通行の邪魔や混雑になり、緊急自動車の通行の妨げとなります。
また、特に大通りや人通りの多いところでは、交通事故を誘発する要因にもなります。
駐車に関してわからない点があれば、お住まいの都道府県の交通安全活動推進センターで相談できるので、それらの公共機関に問い合わせましょう。
それでは!