アマゾンや楽天と対を成して、多く宅配便で運ばれているものがあります。それはフリマアプリの商品です。その代表格であるメリカリやメチャカリ。実はこれらの1日の発送料・物量というのは、アマゾンに匹敵する程です。
アマゾンなどの場合は、荷物の送料は無料の所が多いですし、現在は楽天も送料無料を検討しています。
しかし、メルカリの場合は、送料は出品者負担が多く、これが出品者の悩みの1つになっているでしょう。
メルカリの荷物を取り扱っている運送会社は今は2社で、それはクロネコヤマトでお馴染みのヤマト運輸と郵便局です。
ヤマト運輸はネコポスや宅急便コンパクト、らくらくメルカリ便をメルカリ向けのサービスとして展開しており、郵便局はゆうパケットやゆうパケットプラス、ゆうゆうメルカリ便を提供しています。
ここでは、ヤマト運輸と郵便局どっちの送料が安いのか?というのをまとめていきます。
アクセサリーやDVDなどの小物はポスト投函がお得
アクセサリーやDVDなどの小物を発送する場合、間違いなくポスト投函のサービスを使うのがお得です。
肝心のヤマト運輸のネコポスと郵便局のゆうパケットの値段ですが、ネコポスであれば全国一律で税込み195円、ゆうパケットであれば全国一律で税込175円で、ゆうパケットの方が20円安いので、ゆうパケットのが良いでしょう。
注意点として、どちらも送れるサイズはほぼ同じなのですが、厚さが違います。ゆうパケットは2.5cmまででネコポスは3cmまでなので、その点は注意が必要です。
ポスト投函出来ないサイズの荷物はコンパクトを選ぼう
基本的には送料を抑えたいというのがあるので、小物であれば、ポスト投函のサービスを使うのが良いですが、厚さが3cmを超えてしまうとクロネコヤマトも郵便局もポスト投函対象外となってしまいます。
そこで出てくるのがコンパクトと呼ばれる規格です。筆者の仕事上での感覚でしかないのですが、おそらく、メルカリで1番流通しているのはこのコンパクトと言われるサイズです。
こちらの値段なのですが、ヤマト運輸の宅急便コンパクトであれば、全国一律で税込380円、郵便局のゆうパケットプラスは全国一律で税込375円です。この場合、送料で安いのは5円安いゆうパケットプラスです。
しかし、宅急便コンパクトもゆうパケットプラスも専用資材の購入が必要です。
ヤマト運輸の宅急便コンパクトでは70円の専用資材、郵便局のゆうパケットプラスでは65円の専用資材の購入が必要で、この場合も専用資材はゆうパケットプラスの方が5円安く、トータルで考えれば、ゆうパケットプラスの方が10円安いとなります。
ちなみにですが、メルカリストアで売られているメルカリオリジナル梱包材は、ヤマト運輸の営業やファミリーマートやセブンイレブンで売られているコンパクト専用BOXと柄や模様は違いますが、サイズは一緒ですし、ゆうパケットプラスの箱も郵便局やローソンで売られている箱とサイズは一緒です。
なので、コンパクトサイズの箱も持っていない場合は、そのまま商品だけもって、ヤマト運輸や郵便局に行き、コンパクトサイズの箱をそこで買って発送するのが良いでしょう。