暑い夏が過ぎて、体力的なきつさから開放されたと思ったかと思えば、次は毎年9月から10月にかけて強風や大雨の台風が日本列島を襲います。
暑い夏の前には6月から7月の間には局地的な豪雨や大雨などもあり近年こういった災害が多く発生しています。
これらの災害の多発から多くの方の防災意識が高まっており、様々な対策が施されています。
具体的には食料品の買いだめ、スマホのモバイルバッテリーの購入、窓やガラスにガムテープ貼る等々…です。
豪雨は台風のように予想がし難く、突発的である為に事前の対策が難しいのですが、台風に関しては、予報の正確性が向上した事もあり、台風が来ると分かった時から、多くの方は買い溜めをします。
朝からホームセンターやスーパーに行って、水に食料、ガスボンベにベニヤ板、懐中電灯に電池等々買い占めており、売り切れに次ぐ売り切れというのは多くの人が体験しているでしょう。
災害から命を守るというのは大切ですが、それと同時に台風や豪雨が過ぎ去った後に、いかに早く日常に戻るか?というのも大切でしょう。
本当はそっちも考えなければならないのですが、多くの方は目の前の事に必死になります。
そんな日常に素早く戻るために必要なのもの1つが車であり、災害の対策では車の避難も重要です。
「車が台風で横転しました。水没しました。破損しました。故障しました。動きません。」
では”災害のその後”に戻るまで遅れが出ます。
という事で、台風や豪雨で車をどこに避難させれば良いのか?というのを紹介してみます。
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目次
王道は垂直避難!立体駐車場が最新の安全な避難場所!
台風の時の車の避難、突発的な豪雨の避難場所で有効なのが立体駐車場です。
車の避難場所で有効なのが垂直避難という方法でこれに該当するのが立体駐車場です。
最近は大型スーパーやショッピングモールも多く、よほどの郊外や都心部で無い限り、車で15分20分くらいの所に立体駐車場を有している施設があります。
避難時いつから混雑するのか?
車の避難は多くの方が考えることで、台風や豪雨が近づけば近づく程、多くの方が垂直避難をします。
ですが、いつから混雑するのか?というのは分からない所だと思います。
筆者の経験上、台風接近の1日前(24時間以内)から多くの立体駐車場で満車となります。
それは多くの方が台風が来ると分かった時点(大体2.3日前)車で買い溜めを行い、それが終わってから避難するからであり、それが1日前なのです。
筆者は日々の生活でどーしても車が必要な事から、車の避難をいの一番(正確には台風最接近の2日前)にしたのですが、その時点では特別混雑している事もなく、むしろガラガラでした。
しかし、1日前、強いては12時間前に駐車した立体駐車場の前を通った時、その立体駐車場は満員となっており、外は渋滞していました。
このような経験から混雑するのは1日前であり、混雑を避けてスムーズに車の避難を考えるならば、最低でも台風最接近の36時間前に避難させるのが良いでしょう。
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立体駐車場は24時間営業の民間公営の有料の駐車場を第一に!
代表的で有名なのがイオンやパチンコ屋です。
しかし、これらの立体駐車場は車の避難場所としては基本的には適していません。(後述で例外を紹介します。)
というのも、イオンやパチンコ屋の駐車場はあくまでその施設利用のお客さんの為の駐車場であり、避難目的などで提供しているわけではありません。
仮に避難目的で停めて違法駐車になった場合、立場的には停めた側が不利なのは否めないでしょうし、仮に罰金やレッカー移動されても致し方ないと考えた方が良いでしょう。
では、イオンやパチンコ屋の立体駐車場以外で、どのような業種の立体駐車場に避難させれば良いのか?と考えるでしょう。
車の避難場所にまず考えたいのが民間や市営や公営で運営されている有料の立体駐車場です。
具体的には1時間〇〇○円、12時間〇〇○円、24時間○千円と言った具合に駐車場を提供しているところです。
こういう有料の駐車であれば、駐車を目的として運営されているので基本的には災害時の駐車でもトラブルになることは少ないでしょう。
スーパーやパチンコ屋の立体駐車場も災害支援協定で一時開放もある
これは上記に記した後述になるのですが、台風や豪雨などの災害時には、車や人の一時避難場所として、スーパーやパチンコ屋が災害時の指定公共機関として機能するようです。
特にパチンコ大手で全国300店舗のパチンコホールを運営するマルハンは
「災害リスクが高い地域にある店舗は都道府県が窓口になって災害支援をおこなっています。
また、協定などを結んでいない地域でも現場の店舗に依頼があれば迅速に対応しています。
~中略~
夜間や早朝など従業員が不在の時間帯などでは十分な対応ができない場合もありますが、災害からの一時的な避難の目的であれば立体駐車場を使って頂いて構いません。」
このように災害支援を行っています。
また、イオンも近年の主要な災害対応事例として、駐車場の一時開放している店舗もあるようです。
全てのイオンやパチンコ屋が避難場所の機能を有しているのか分からないので、いざという時や事前に個別にお店に災害対応をしているか?を聞く必要があるでしょう。
また、お店1軒ずつに問い合せるよりは役所や行政機関に避難場所として提携している所はあるか?等々聞くのも良いでしょう。
なにはともあれ、民間や公営の有料の立体駐車場が使えない、満車の場合、上記のパチンコ屋スーパーやショッピングモールなどのお店にそれらの機能があるのは知っておいて損はないと思います。
立体駐車場の何階に停めれるのが良い?ベスト?
立体駐車場にいざ車を避難させるにしても意外に悩むのが何階に停めるか?ということです。
特に深く考えることでもないですが、2階なり3階がベストです。
それはちょっと考えれば分かることですが、1階や地下は水没の可能性があります。
高階層は台風の時は風が強いので、風に舞った飛来物があたる可能性が高くなりますし、車自体が横転する動くなどが考えられます。
このように考えた時、立体駐車場の低階層が良いでしょう。
むしろ考え方としては、被害の少ない良い場所の階層に停める事を考えるより、地下や屋上、高階層のダメな場所を避けて停めるという風に考えたほうが良いでしょう。
最後に
これは余談ですが、イオンなどのスーパー、マルハンなどのパチンコ屋などが避難場所として機能開放される様になったのは、近年多くなっている自然災害の結果です。
近年の水害や台風の被害の大きさから、各地の行政がお店に要請して指定公共機関になっているようです。
ただ実際には、立体駐車場というのは上記に紹介した有料の立体駐車場やスーパーやショッピングモールなどの立体駐車場意外にも他にもあります。
例えば、地域の大規模のスーパーやホームセンターや大きい病院なども立体駐車場があったりします。
病院の場合は、災害直後に患者や車両が殺到するなどがあるので、病院関係者以外の駐車を禁止していますが、いざという時はこれらの場所の存在を常日頃から把握しておく事が今後大切になるでしょう。
また、場合によってはお店や病院の独自の判断で開放されるような事態や状況もあるかもしれません。(実際に独自の判断で開放された例があります)
日本の災害に対する意識は高いでしょうし、設備の強固さも充分だと思います。
これからは災害の後も考えたような避難の仕方や家や車などの資産や設備の守り方も重要でしょう。
最後、災害時やその直後は「火事場泥棒」が発生します。
車を避難させる場合は施錠はもちろん、車内に金目の物を置かないなどの出来うる限りの対策も怠らない事をおすすめします。
最後に…
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