2018年2019年の7月8月は局地的豪雨による土砂崩れや洪水や川の氾濫が大きなニュースになりました。
特に、福岡佐賀の豪雨による被害の映像は衝撃的なものでした。
約10年前までは、局地的な豪雨とかほぼなかったですが、近年は局地的豪雨による被害が多発しています。
水害は報道で大々的に報道されていますから、皆さんが知っているでしょう。
家が水没したとかであれば、家の保険内容によって保証されるでしょうが、意外に車が水没したらどーなるのか?水害の保険はあるのか?保険の対象外ではないのか?と考える方もいるでしょう。
そこで、水害による車が水没の対策として、保険があるのか?ないのか?というのをここで紹介していきます。
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水害・水没保険はある!車の任意保険の車両保険でOK!
近年の災害を目の当たりにして「水害・水没の保険はあるの?」とふと思う方も居るでしょう。
答えはあります。
水害保険や水没保険という商品ではなく、厳密には、車両保険という商品です。
このように紹介すれば、「水没の時の保険=車両保険」と誤認されそうなので、以下に詳しく書きます。
この車両保険は何も水害や水没だけでなく、事故で車が壊れたとか車が盗難にあったとか車が落書きとかいたずらされたとか当て逃げされたとかいう時に、自分の車の修理費等を補償する保険で、この車両保険の適用の1つに、災害や豪雨が原因の水害も含まれます。
車両保険加入の割合は少ない!
この車両保険ですが、実は加入率というのはかなり低いと言われています。
車の保険の大手であるチューリッヒのデータでは、車両保険の加入率は2017年度で約43%で、任意保険加入者全体でみれば、2割程度という話もあります。
筆者も水没によるトラブルや保険を調べた結果、この車両保険という存在を調べて分かったくらいです。
筆者同様に、多くの人が車両保険をあまり認知していないでしょう。
今後、局地的豪雨による水害や台風や災害で自分の車が被害に遭われたとします。
現在、車両保険に加入していれば、様々なことが保険の適用内になるので、大きな出費は免れますが、この車両保険を契約していない人は、水没して動かなくなった車両のレッカー移動や手配、その他諸々の費用を自費で払う事になります。
時期や時間にもよりますが、自分でレッカーの手配する場合は、1万~3万程かかるとも言われており、それプラス修理費もかかる(正確には保険がない)ので、正直、その金額たるや身の毛もよだつ金額です。
気になる方は自分の車の保険会社に問い合わせだけでも!
ここまで車両保険の概要とか存在を紹介してきました。
しかし、一番重要なのが車両保険に入るか入らないか、加入するか加入しないかです。
車両保険で設定できる金額は、自分の車の初度登録年月(年式)やグレードにより、そこから月々の支払いも計算されます。
車の所有者のほとんどの方が任意保険に加入しているので、備えあれば憂いなしという考えのもと、一度自分の車の保険会社に、車両保険の詳しい保障内容や見積もりを聞いてみるだけでも十分に価値のある事だと思います。
最後にまとめ
比較的新しい車は、車のあらゆる操作・制御を電気制御で行っています。
それらの車が水没して電気系統が機能しなくなった場合、エンジンがかからないのはもちろんのこと、サイドブレーキさえも解除できず、タイヤがロックされたままレッカーすることになり、それが一苦労で、レッカー費用や修理費用も高額になるとの報道がありました。
これからの車は機械・電気系統が主流になるので、今後は対人対物保険同様に誰もが加入する保険になるかもしれません。
そうなれば、最初の保険料も今よりも高くなる可能性もあるので、電気制御の車を所有している方は、早めの保険加入が将来的には、お得になるかもしれません。
それでは!